Mont Blanc UTMB 2015 | チームナイキの挑戦 前編

雑記UTMB, ウルトラトレイル・ワールドツアー, トレイルラン

Youtube動画を紹介されても英語じゃわからないし、という意見があったので一部見どころを日本語で紹介します。まずは注目度が高いチームナイキのMont Blanc UTMB 2015から。

Nikeがトレイルアスリートのチームを作ったのは2013年です。たった2年目で欧州で最も有名なレースのタイトルをかっさらってやるという如何にもアメリカらしい企画。

ビデオが長いので今日は前編。後編は明日

Team Nike Mont Blanc 2015プロジェクトの概要

UTMB12年の歴史の中でアメリカ人はたったの4人しか表彰台に上っていない、CCCにいたってはアメリカ人男性で表彰台に上ったのはゼロ。

今回編成されたチームナイキはアメリカ人でも欧州人のホームマウンテンでレースに勝てるということを証明しようということで送り込まれた精鋭チームです。

とはいっても、登場するZach Miller以外の二人、Tim TollefsonとDaivd Laneyは元々はUSオリンピックチームのマラソン選手でロングトレイルの経験はなし。

でもそこはアメリカ人、デイビッド・レイニーが吹かしまくるところからドキュメンタリーは始まります。

「多くの人がナイキの連中はショートトラック、ロードマラソンが専門だと思ってる。実際、それは否定できないよね。だけどこのチームは人々を驚かせるはずだよ。」
一方でカリフォルニアのマンモスレイクで練習中のトレイル界のジャニタレことザ優男のティム「100㎞の距離って初めてだから完走すればサクセスだよ」と控え目。でもまずいと思ったのか「表彰台に立つのがサクセスだよ、エキサイティングなんじゃないかな」とつなぎます。

ザック・ミラー

良いキャラしてるんですよね、登場人物の中でこの人が一番好き。今の時代にインスタアカウントがない珍しい有名アスリート。ちょっとカッペなんですがまたそれが玄人っぽくて好きです。

ザック・ミラー様。ほかの二人と違って登場シーンからなんかちょっと田〇者丸出し。色合いもなんかすごい。絵面が全般的にカワイソス。
髪型もほかの二人とは違って新日本プロレス風
「俺はスタートのガンが鳴ったらゴールまでぶっ飛んでやるぜ(直訳)」 この人大好き。
Team Nikeからはサリー・マクレエも小僧のお目付け役で参加。サリーは2児の母でありながらトップトレイルランナーのスーパーマム。

レーススタート

デイビッドはUTMB、ザックとティムはCCCに出場。UTMBはコース長169.4km、累積標高差9,889m、制限時間46時間30分。

シスターレースのCCCはコース長101.1km、累積標高差6,092m、制限時間26時間30分。UTMBのコースの途中のクールマイヨールからスタートしてシャンペ・ラを経てシャモニーに出るというコースでそれぞれの頭文字のCを取ったのがレース名の由来。

ちなみに千本ノックは同じくシスターレースのTDS(CCCと同じくクールマイヨールからスタートしてシャモニーに抜けるもののコースが違う)というコース長119.1km、累積標高差7,338m、制限時間33時間に来年は出たいなと思っています。これは抽選次第。

CCCは朝9時スタート、UTMBは午後6時から。中央にスタート直後で緊張気味のティムがいます。
ザック「最初は確実に行こうと思って無理せずに行ったら、自然に1位でリードすることになっちゃてさぁ」もうね、降参。
ところがChampex Lacを過ぎて6時間経とうとする頃にはゲロゲロに。ザック「あんまり食えなくなっちゃって、脱水症状っぽい感じになっちゃってさぁ」。この人はカメラ写りが悪いだけなのかゲロゲロなんかの差が分かりにくい。
ザック様がゲロゲロなんで言わずもがなティムなんて歩いてます「足だけじゃなくて体中が痙攣しちゃって。ちょっと塩をなめた方がいいんじゃないかな。1、2分休憩したいな。」語り口調は柔らか、死んでる顔もあくまでも爽やかな優男。

ザックはどんなに疲れても野獣モード

これがアスリートのあるべき姿ですね。最後に勝敗を分けるのは絶対やったるという気迫だよなというのがよく分かります。食べながら口を開けてしゃべっちゃいけないというのも教わらなかったんだなというのもわかります。まあそれどころじゃないか。

Trientのエイドで補給中も3分差で後ろから追いついてくる二コラ(フランス人選手)を気にするザック、スゴイ顔です。サポートスタッフも顔がビビってるのか引いてるのか。
二コラに抜かれたとはいえ3位で踏ん張るティム、Trientにつくころには復活。力強くエイドを出ていきます。こちらは非常に絵になる。

シーンは変わってUTMB組のデイビッドに

「最初の20マイルはなんかいまいちノッテこなかったんだよね」余裕です。
デイビッドはコメント聞いてても超長距離向きのメンタルの持ち主であることがよく分かります「でも陽が沈んで月が出て来たらなんかクリックしたっていうか、だんだん気分上がってきてさ」
「夜になってようやくやってやるぜって気分が湧いてきたんだよね (started to feel really ready to go)」クールマイヨールを10時間、17位で通過

Twitterでフォローもぜひ

はてなブックマークはこちらです

このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサーリンク