鏑木さんのトルデジアン欠場という途中経過に思うこと

トレイルレース・ウルトラマラソン, 雑記

いろんな人が書いているから、僕も前から思っていることをこの機会に少し。

鏑木さんは日本にトレランを普及させた第一人者で、しかも「どうだすごいだろう!」と言って胸を張れる実績があるし、議論の余地なしでレジェンドでしょう。若い人が雨後のタケノコのように競技に参加するようになったけど、若さをもってしても彼の実力を超える人はまだ出てきていないしね。

彼は、売り込み方が上手いのかもしれないけど、それも含めて実力。プロは食えなきゃ意味がありません。

ただですね、あのNever Projectに漂うかっこよく無い感じ、あれは何なんでしょうね。

まず、タイトルが「まだ終われない」という副題とともに、宇宙レベルにダサい。それに、鏑木さんはまだ50歳。すこしトレーニングに工夫というか、年齢に合わせて加減が必要かもしれないけれど、まだまだ第一線でやれる年齢。

それなのに「挑戦します!」って・・・

今となっては僕でも出れてしまうUTMB。プロでずっと練習してきた人が、UTMBくらいで何なのって感じ。

もちろん、目指す順位とかそういうのはすごいなあとは思いますよ。でも彼が気づいた方が良いのは、順位に憧れてあなたの本やインタビューを読んでいる人なんてそんなにいませんよということ。

だって、シリアスにタイムを気にする競技者人口なんてしれてるじゃないですか。ほとんどが、ライフスタイルの一つとして、あるいは趣味としてランニングをしているだけ。それなのになぜ、キプチョゲだとか、大迫傑と同じ売り方をした方が良いと思ったのか、全く謎w。

トレランの先駆者で、昔はものすごいタイムで走れて、今でも一線級の50歳のおじさん、人生楽しんでます、ってやったほうが、たぶん本人も観てる側もずっと楽しいのに、なんでああするのか。

Never Projectのホームページには、だいぶ微妙な写真ばかり。ナイキオレゴンプロジェクトみたいな感じにマスクつけてゆがんだ50歳の顔の写真とかね。どこにニーズがあるんだろうか・・・

僕がグダグダ言うことでもないんだけど、トルデジアン欠場も休養の良い機会。このまま今の鏑木劇場を続けるか、それとも少し味付けを変えてみるか、考える時間にした方がいいんじゃないかと思いますね。

もっとも、いまの売り方が死ぬほど気に入っているんだったら、僕みたいな会ったこともない一ファンのご注進になんか構わず、突っ走ってほしいなと思います。

そして、その路線で行くなら、

“Failed rock star, little better in running”(ロックスターとしてはイマイチだけど、ランニングでは少しマシだよ)

くらいの勘違いコメントをして、レジェンド感に磨きをかけてほしいなと思いますね。

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