UTMBで定番のトレッキングポール ブラックダイヤモンド・ディスタンス

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モンブランのトレイルを上がって下りまくるを繰り返すレースにやってきて、愛用のポールのマウンテンキングを忘れた私。シャモニーに着いて早々にトレッキング用品店でポールを物色する羽目に。

同じものを買うのもイマイチなので、購入したのはブラックダイヤモンドのディスタンスFLZのカーボン。UTMBやCCCでもブラックダイヤモンドは圧倒的な存在感。使用者は多く、定番と言って良いポールです。

スペック比較

 Mountain King
Trail Blaze
Black Diamond
Distance FLZ
Black Diamond
Distance Carbon FLZ
材質アルミニウムアルミニウムカーボン
長さ110cmから135cmの5cmおき95-110cm
105-125cm
120-140cmの3バリエーション
同左
重さ一本あたり、ポールの長さに応じて115グラムから135グラムまで5グラム刻み左に同じく長さに応じて207.5グラム、222.5グラム、237.5グラム同様に長さに応じて166グラム、180グラム、192.5グラム
価格1万7千円弱(非セール時)1万5千円程度1万8千円程度

BDのポールを購入するにあたっては、まずカーボンかアルミかという選択があります。カーボンは折れやすいという指摘がありますが、見た感じではそんなに簡単に折れる太さではないです。ですので、ここは比較表にある通り、順当に軽さを重視してアルミタイプよりカーボンタイプを選びました。実際に使用してみて不安感なし。

というわけで、この投稿はマウンテンキングのTrail BlazeとBDのカーボンの使用感の比較です。

まず、BDの一番の良さは長さを調整できること。身長以外に手の長さなど個人差があるので実は標準化の難しい量産品のポール。それを簡単に調整できるようにしているのは素晴らしいことです。

展開する際の操作性はマウンテンキングより圧倒的にスムーズ。ポールの太さや(BDが太い)、固定の方法の差からだと考えています。展開後の操作性もグリップ周りの作りが秀逸で良好。強く握るときも、くるくると動かして使うときも、グリップのカーブの付け方などが、よく考えられていると思いました。

一方で、使用せずに手に持って走るシーンが多いなら僕はマウンテンキング派。こちらの方が、グリップに重量がないせいか、展開したまま手にもって走るときにバランスがとりやすいです。レース中にポールをずっと使うようなことはないし、いちいち畳むこともしないので、これは助かる。加えて、フォーカスした作りなので、アルミ製なのにBDのカーボンより軽い。

こうして使って比べてみると、ポールは思いのほか作り方に個性というか、思想ががあって、何を優先するかというのは判断の難しいところです。

僕の場合は、両方とも使用してみた感触で言うと、ハードにポールを使いまくるレースならBD、そうでないレースならマウンテンキングを持っていこうと思っています。