Hard Bar オーガニック、ヴィーガンにも対応のエナジーバー

甘ったるいし、べとつくのでロングレースをジェル主体でやると正直食べ飽きるんですよね。

そこでエイドの食事以外にも硬いものも食べたいよねということでオート麦主体のバー(flapjack、フラップジャックと言います)もいくつか持ってレースに出ていました。

Flapjackとはこれです

80グラムと重量級なものの、378kcalsもあるので頼もしい一本。問題はかさばること、それに何と言ってもボロボロと崩れるいまいちな食感。

Hard.Bar

そこで、イギリスのラン友の間で急速に広がりつつある新進気鋭のエナジーバーHard.Barを試しに購入してみました。

写真だとわかりにくいかもしれませんが、Chia Chargeと比べると明らかにHard.Barの方が小さいです

Hard.Barの一本あたりの重さは50グラムで、ジェル一本の32グラムにだいぶ近い重さです。サイズもザックのポケットにいくつも十分ねじ込める大きさです。

味はコーヒー、ジンジャーブレッド、アップルパイ、オレンジ&ココアの4種類で、試したところ一番美味しいのはアップルパイ。カロリーは179kcalsで、僕が使用してきたGUのジェルの一本当たり100kcalsと比べるとグラム当たりで評価しても優れています。

触感は確り硬い(柔らかすぎない)ので、「喰った!」という気分になれるのも良いところ。アミノ酸やカフェイン強化版は無いので、ジェルとの併用になるのかなとは思いますが、それでもジェルを食べ続けないといけない場合と比べると気分的にはだいぶ楽です。

Story – コンセプト

僕が気に入ったのはスペックだけじゃなくて、この製品コンセプトもあってこそ。

Hard Bar started from a need for better energy. Headaches and sore teeth from a season of eating bars full of processed sugar wasn’t a sustainable way to go on. From a falling to pieces kitchen in Chamonix, crushing ingredients with ice axe hammers, we’re slowly learning, growing and trying to do the right thing. Take the business of being a good business seriously. Do the right thing. Keep getting out there and having adventures with our friends. We started selling homemade bars, wrapped in tin foil, to our friends, because they asked us to and we figured we might be able to raise a bit of cash for a good cause along the way. That’s what we’re still doing.

まずはこれ、山好き・ランニング好き・スキー狂いが始めたスモールビジネス(個人の趣味的なビジネス)なんです。

普通のエナジーバーは加工されたシュガーを使っていて、そんなものを口にし続けるのは健康に良くないし、こんなので良いのかなという発想がそもそもの始まり。シャモニーの壊れかけのバンガローのキッチンで、デーツやカシューナッツなど加工されていない自然の食品をピッケルを使って砕いて試行錯誤して出来上がったのがもともとの製品。

これをアルミフォイルに包んで持ち歩いていたら、周りの友達から分けてくれと言われてそれをビジネス化したのがHard.Barで、今でもそのやり方を忠実に守っています。

Original mountain runner、climberといった雰囲気で僕はこの製品ストーリーが気に入っています。

ビジネスの理念(日本でいう社是的なもの)- Certified B Cororationです

海外の会社、とくにスモールビジネスは社是を大事にしているところが多いです。吹けば飛ぶようなビジネスをやっている時に、メンバーを一つにまとめ続けるのは当たり前だけどカネじゃなくて社是です。


面倒なのでいちいち訳しませんが、持続可能な形で透明性高く事業運営をして利益だけを重視しない(B Corporationです、これについてはhttps://www.bcorporation.netをご覧ください)、自分たちより恵まれない層にビジネスから得た知恵を還元する、といったところです。

食材のサプライヤーもこの理念に沿って選定されていて、基本的にEthically sourced、Fairtrade品です。

より詳細はHard.Barのこちらのサイトに。

日本からの購入

心底気に入ったので、日本から購入できるかメールで尋ねてみました。

創業者のマークからの回答のポイントは、

  • 欧州と同じ価格の一本1.5ポンド(220円くらい)で発送できる
  • 関税がどうなるのかちょっとわからない
  • 問題は送料が高い(マークがいろいろ調べてくれたところ、一番安いので一回あたり重量次第で25ポンドから、100本なら50ポンドだけど現実的ではないかも、とのこと)
  • というわけで、送るのにどれくらい時間がかかって、どういう障害があるのか正直分からないので、試しに10本から20本単位で対応してもいいよ、その場合の送料の一部はHard.Barで負担するよ(本来なら送料で25ポンド以上かかるところを12.5ポンドで送ってくれるそうです)
  • これでワークすると思うなら教えて、さっそくオンライン販売の送り先にJapanを追加するから!

スモールビジネスに送料を飲み込ませるのはやや気が引けて、ちょっと待ってということにしています。

どうでしょう?これ、日本で購入したい方、興味がある方、あるいはお店に置きたい小売店の方はどれくらいいるのでしょうか?

製品コンせプトも粋だし、イギリスでWSER認証の100マイルレースを4本運営するオーガナイザーCenturion Runningもオンラインストアで推奨する商品でモノは間違いなく良いはず。

日本にうまく導入、紹介する仕方があればTwitterのDMで知恵を貸してください。

**念のため記しておくと、僕はただの消費者、商品提供も受けていなければ、推薦してくれとも頼まれていません。